デジタルパーマの物理的アプローチの比較実験
薬剤は同じ条件で
1液⇒アルカリチオ 10分
2液⇒ブロム酸 10分
➀ 高温(約90℃) 20分
② 低温(約60℃)ラップ10分➨高温20分
③ 低温(約60℃)ラップ10分➨高温10分
④ ドライ➨アイロン(180℃)➨ウェット➨高温10分
でのデジタルパーマの仕上りの違いを比較しました。
アウト後の印象
➀ パサパサしてる。クリっとしてるが弾力はない
② すこししっとりが残る。リッジ良い感じ
③ すこししっとりが残る(②よりも更に)リッジ良い感じ
④ 最も手触りも良く、カールにリッジが強い
ドライ後の印象
➀ パサつきがあり、毛自体もスカスカした印象
② ➀よりは毛自体に重みはあるが、カールはやや頼りない
③ ②より、しっとりしてカールのリッジもしっかり出る。毛先まで弾力がある。
④ もっとも手触りも良く、ウェット時からカールも強く乾いてからもリッジも強い。
<検証結果>
クリープ状態(低温・ウェット状態での)は有効。
アイロンを用いて還元作用を高めてからのカール形成は有効。
単純な高温での加温や、長時間置くことの意味はないということが分かった。
コンデションや仕上りを想定して様々な手法が考えられました。
0コメント