頭皮の荒れとカラーとジアミンについて

新規の御客様から

「ジアミンのはいってないカラー」

についての問い合わせを、定期的に頂きます。

で、結果ジアミンのアレルギーと感じる方は…

1～2割程度と感じます。

よくよくカウンセリングで話を伺うと、

「カラーが2、3回連続でしみた」

↓

カラーのアレルギー？ ＝　ジアミン

で、更にジアミン ＝ 痛みの原因！

という思考になってる印象です。

しみる → ジアミンアレルギー → 傷み

ジアミンの無いカラー剤 → 頭皮に良い → 傷まない

これは大きな間違いです。

そう訴える方の大半が、

・体調が悪い

・普段のケアが間違ってる

・花粉やその他のアレルギー症状が出ている

そして、頭皮を観察すると「乾燥」してる状態なことが多いです。

また「シャンプーやトリートメント」に対する認識も大きく間違ってます。

シャンプーやトリートメントで、髪の傷みは治りません。

良い触れ込みのシャンプーやトリートメントで「修復」するイメージが先行しているし、

・トリートメントの着けすぎ

・すすぎ時間が短く、甘め

・乾かしが甘い（短い）

という状態を多く散見します。

これが頭皮の状態を乾燥させてしまい、

カラー剤が過剰に反応しやすい環境を作っていると考察してます

まずは、普段のお手入れや

アイテムひつつひとつの正しい使用方法、

頭皮・髪に取って正しい状態、

体の特徴（季節、気候、苦手な事）を知ること

その上で、

ヘアカラーの選定やデザイン

になっていく事が良いと感じます。

※この方の痒みの原因は搔き壊し傷でした。

何カ所かサロンを巡って、スキャルプシャンプーも使って頂いてて、

カラー前に保湿をし

薬剤に緩衝の薬剤を入れて、

バッファをして抗炎症作用のジェルを塗って、

尚「痒い」とのことで、よくよく観察すると

少し乾いたかさぶた跡と皮膚の表面が微妙に粉吹いてました。

事前の状態では見落として（見えなかった）けど、

処置と塗布に対して「ん？おかしい」と思い細かく見て、やっと発見しました。